FreeBSD/ApacheのCustomLog

ApacheのCustomLog

dokuwiki.fl8.jp転載済み

CustomLogを使用すると、いろいろなログを取ることができます。

プログラムの解析などにも利用できます。

デフォルトのcombinedのフォーマット

CustomLog /var/log/httpd/access_log combined
LogFormat "%h %l %u %t \"%r\" %>s %b \"%{Referer}i\" \"%{User-Agent}i\"" combined

例1

こうすると処理時間を先頭に出力する事ができます。

CustomLog /var/log/httpd/access_log combined
LogFormat "%T %h %l %u %t \"%r\" %>s %b \"%{Referer}i\" \"%{User-Agent}i\"" combined

例2

こうするとクッキーを先頭に出力する事ができます。

CustomLog /var/log/httpd/access_log combined
LogFormat "%{cookie}i %h %l %u %t \"%r\" %>s %b \"%{Referer}i\" \"%{User-Agent}i\"" combined

パラメータ一覧

パラメータ  内容  
%b          そのリクエストで行われたデータの転送量(bytes) 
%f          リクエストされた仮想ディレクトリ+ファイル名 
%{Foobar}e  環境変数(Foobarで指定したもの)の内容 
%h          リクエストしたコンピュータの名称またはIPアドレス 
%a          リクエストしたコンピュータのIPアドレス 
%{Foobar}i  リクエストヘッダ(Foobarで指定したもの)の内容 
%l          リモートログ名(identdをクライアントがサポートしているとき) 
%{Foobar}n  ほかのモジュールからのノート(Foobarで指定したもの)の内容 
%{Foobar}o  レスポンスヘッダ(Foobarで指定したもの)の内容 
%p          リクエストを受けたポートの番号 
%P          リクエストを受けたApacheのプロセス番号(PID) 
%r          リクエストの最初の行 
%s          リクエストに対するHTTPのステータスコード(表3参照) 
%t          リクエストされた時間(形式例:[08/Feb/2002:04:50:13 +0900]) 
%{format}t  リクエストされた時間(formatで指定した形式で記録) 
%T          リクエストの処理に要した時間(秒) 
%u          クライアント側のユーザー名 
%U          リクエストされたURLパス 
%v          サーバがリクエストを処理する正統なServerName 
%V          UseCanonicalNameの設定によるサーバ