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FreeBSD/portupgrade

portupgrade †

Portsを自動で最新にしてくれるportupgradeの紹介。
portupgradeを実行する前に、まずはCVSupで最新のPortsを入手しておきます。
CVSupは⇒FreeBSD/CVSup
Ruby言語で書かれたプログラムで、portupgradeをPortsからインストールすると自動で、Rubyもインストールされます。

1. 環境
2. インストール
3. シェルを作成
4. 起動
5. オプション

環境 †

FreeBSD 6.0
ruby 1.8.4
CVSup SNAP_16_1h

インストール †

■Rubyは1.8で使いたいので、/etc/make.confに記述しておきます。

# vi /etc/make.conf
----------------追加-------------------
RUBY_DEFAULT_VER=1.8
----------------追加-------------------

■portupgrade,Portsからインストール

# cd /usr/ports/sysutils/portupgrade
# make install clean ;rehash

• 2008/01/21確認
• フォルダが変更になったらしい。/usr/ports/ports-mgmt/portupgrade

■portauditをインストール、セキュリティの脆弱性などを指摘してくれるそうです。

#cd /usr/ports/security/portaudit
#make clean install clean
#rehash 
#/usr/local/sbin/portsdb -Fu
#portaudit -F -a

シェルを作成 †

#!/bin/csh
#setenv PORTS_DBDRIVER bdb_hash
/usr/local/bin/cvsup -g -r 5 -h cvsup2.jp.FreeBSD.org \
 -L 2 //usr/share/examples/cvsup/ports-supfile >& /var/log/portupgrade_dayly.log
/usr/local/sbin/portaudit  -F -a >>& /var/log/portupgrade_dayly.log
/usr/local/sbin/portsdb -Fu >>& /var/log/portupgrade_dayly.log
/usr/local/sbin/portversion -v -L '=' | grep -v 'held'

起動 †

■crontbに設定しておく。

20      6       *       *       *       root    /usr/local/etc/portupgrade.csh

※手動で起動する場合は

#csh /usr/local/etc/portupgrade.csh

参考にしたページ*1

参考にしたページ*2

最新のportsが現在のportsよりバージョンがあがっているか確認 †

# pkg_version -v|perl

最新のportsへアップグレード †

# portupgrade perl

Perlに依存するportsが入っている場合 †

1. perl本体の置き換え

   # portupgrade -o lang/perl5.8 -f perl-5.8.6_3

2. インストールしたperlを/etc/make.confに登録 どのサイトでもuse.perl portを実行すると書いてあったけど、use.perlを実行しても無いって言われる。
   探してみたら、こんな所にありました。/usr/ports/lang/perl5.8/files/use.perl

   # locate use.perl
   /usr/ports/lang/perl5/files/use.perl
   /usr/ports/lang/perl5.8/files/use.perl
   # cd /usr/ports/lang/perl5.8/files
   # use.perl port

3. perlに依存しているportsを更新

   # portupgrade -f p5-\*

オプション †

-r そのportsが依存しているportsも更新する
-R そのportsに依存しているportsも更新する．
-N パッケージが無い場合は，ダウンロードしてインストールする
-n アップグレードはせずに、その必要があるかだけを教えてくれる。
-f 強制的にインストール。
-m makeのオプションを指定する
   例：porupgrade -m 'BATCH=yes' x11/gnome 
-o パッケージの基となっているports名（？）を指定する．このオプションはバージョンがあがってports名が変わってしまった場合などに使える．
   例：portupgrade -o www/apache22 apache
       www/apache20からwww/apache22にアップデートする場合