Linux/OP25B環境でFQDNを持たないホストからメールを投げる方法(Postfix)

OP25B環境でFQDNを持たないホストからメールを投げる方法(Postfix)

dokuwiki.fl8.jp転載済み

LAN内でFreeBSD/Linux鯖を動かし、ジャーナルやアラートをインタネットメールで 投げたい事ってありますよね。

昔は第三者中継なんて気にしてなかったので深く考えないでメールが出せました。
今は25/tcpのパケットを外に出すことすら難しく、FQDNが正しくセットされていな い計算機からのメールを受け取ってくれる奇特なsmtpサーバは皆無です。

postfixはsmtp-auth(smtp認証)のクライアントになってメールを特定の中継smtp サーバに投げつけてくれる機能がありました。

smtp-auth(smtp認証)がサポートされているsmtpサーバにsmtp-authでアクセスす るために

インストール

# yum -y install postfix

smtp認証ファイル用意

# vi /etc/postfix/mta_passwd
mail.flat8.co.jp hogehoge:xxhoge

transportファイル用意

# vi /etc/postfix/transport
* smtp:dns.flat8.co.jp:587

hash化

# postmap /etc/postfix/mta_passwd
# postmap /etc/postfix/transport

main.cfに下記追加

# vi /etc/postfix/main.cf
smtp_sasl_auth_enable = yes 
smtp_sasl_password_maps = hash:/etc/postfix/mta_passwd 
smtp_sasl_security_options = noanonymous 
transport_maps = hash:/etc/postfix/transport 

postfixをreload

# /usr/sbin/postfix reload

logwatchの送り先変更

Linux/logwatchの設定