Unixコマンド/alias
alias †
機能 †
aliasコマンドは、コマンドエイリアス機能を持つシェルの内部コマンドで、コマンドに
別名をつけ、別名でコマンド実行を行えるようにします。
より短い別名をつけてタイプ数を減らしたり、コマンドに自分なりの分かりやすい名前を
つけたりして、コマンドをより便利に実行できます。
構文 †
alias [別名 [コマンド]] (csh,tcsh)
alias [別名 [=コマンド]] (sh,bash)
unalias 別名 (csh,tcsh)
unalias [-a 別名] (sh,bash)
オプション †
-a すべての別名を削除する
コマンド例 †
▼コマンドに別名をつける
$ alias x exit exitコマンドに｢x｣という別名を付ける
▼コマンドオプションも含めて別名をつける
$ alias l 'ls -l' ｢ls -l｣に｢l｣という別名を付ける
▼別名に割り当てられたコマンドを確認する
$ alias x exit
▼別名の一覧を表示する
$ alias h (history 25) j (jobs -l) la (ls -a) lf (ls -FA) ll (ls -lA) exit exit
▼別名を削除する
$ unalias x 別名｢x｣を削除する $ alias 一覧を表示して別名｢x｣が削除されたか確認 h (history 25) j (jobs -l) la (ls -a) lf (ls -FA) ll (ls -lA)
