Unixコマンド/export
export †
機能 †
exportコマンドは、bsh(およびbashなどのbsh系シェル)の内部コマンドで、
設定された環境変数(とその変数に設定された値)を有効にします。
現在設定されている環境変数一覧
引数に何も指定せずにexportコマンドを実行すると、exportコマンドは現在設定されている環境変数の一覧を表示します。
Solarisのbshでは、引数を指定しないと、現在のシェルを実行中に新たにexportされた変数のみが表示されます。
構文 †
export [環境変数名[=値]]
コマンド例 †
▼環境変数を設定する
$ LANG=ja_JP.ujis 環境変数LANGとその値を設定する $ export LANG LANGに指定した値を有効にする $ set | grep LANG LANG=ja_JP.ujis 環境変数LANGが設定された
▼環境変数を設定と同時に有効にする
$ export JSERVER=localhost # set |grep JSERVER JSERVER=localhost
▼現在設定されている環境変数一覧を表示
$ export USER MAIL HOME PAGER ENV LOGNAME BLOCKSIZE TERM PATH SHELL FTP_PASSIVE_MODE EDITOR