Unixコマンド/who

who

機能

whoコマンドは、ログインして言うユーザーの一覧を表示します。
whoコマンドを実行すると、次のような情報の一覧が表示されます。
ログインしているユーザーのユーザー名
ログインしている端末名(デバイスファイル名)
ログイン時刻
リモートホスト名、またはX Windowのディスプレイ名

ログインしているユーザーがいるときにシャットダウンすると、ユーザーが更新中のデータが失われるなどの
問題が生じます。
シャットダウンする前には、必ず、whoコマンドでログインしているユーザーがいないか確認する必要があります。

・さらに詳細な情報がしりたい
wコマンドは、そのユーザーが実行中のコマンドなど、さらに詳細な情報を出力します。
wコマンドで表示される情報はwhoコマンドで表示される情報の他に、次のような情報があります。
システム情報(稼働時間、ログインユーザー数、負荷)
IDLE時間
JCPU(その端末に表示されているプロセスがCPUを使用した時間)
PCPU(WHATに表示されて言うプロセスがCPUを使用した時間)
カレントプロセス(ユーザーが実行中のプロセスのコマンドライン)

構文

who [オプション]
w [オプション] [ユーザー名]

オプション

▼(who)

ami            自分の情報のみを表示する。

▼(w)

-h             ヘッダ情報を表示しない。
-s             短い形式で表示する(FreeBSD・Linux)

コマンド例

$ who
matsui           ttyp0     5 21 18:53  (ThinkPad)
souten           ttyp1     5 21 18:53  (ThinkPad)
sekitomo         ttyp2     5 21 18:54  (ThinkPad)

$ w
 6:55PM  up 1 day, 20:09, 3 users, load averages: 0.00, 0.00, 0.00
USER             TTY      FROM              LOGIN@  IDLE WHAT
matsui           p0       ThinkPad          6:53PM     - -tcsh (tcsh)
souten           p1       ThinkPad          6:53PM     - -tcsh (tcsh)
sekitomo         p2       ThinkPad          6:54PM     - w

▼自分の情報だけを確認

$ who am i
matsui           ttyp0     5 21 19:09  (ThinkPad)

▼自分の権限を確認

$ whoami                   現在のユーザー権限を確認する。
matsui