FreeBSD/bash3 のバックアップ(No.2)


bash3

バージョン

FreeBSD 6.2-RELEASE

新機能

バージョン3.0では、コマンドライン編集機能の拡張やマルチバイト対応、デバッグ関連機能強化がなされている。主な新機能は以下のとおり。

  • x、x+1、……、yというような連続数に展開できる「{x..y}」表現の追加。シングルキャラクタの連続にも対応
  • 「echo -e」やprintfコマンドで「\"」や「\?」の表現が利用可能
  • 「 [[ ... ]]」コマンド内で「=~」によるegrepライクな拡張正規表現が利用可能
  • 補完動作を設定する「-o bashdefault」、「-o plusdirs」オプションを用意。後者によって、ディレクトリ補完で、最初のマッチだけでなく、残りの候補も加えられる
  • 「--enable-multibyte」コンパイルオプションでマルチバイトに対応
  • 外部スクリプトや関数をトラップするRETURNの実装
  • パス名展開で失敗したときのエラーを発生させるfailglobオプションの追加

インストール

# cd /usr/ports/shells/bash
# make install