FreeBSD/rsync のバックアップ(No.5)
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- 1 (2007-08-01 (水) 07:55:02)
- 2 (2007-08-05 (日) 18:05:40)
- 3 (2007-08-05 (日) 19:01:18)
- 4 (2007-08-12 (日) 10:33:38)
- 5 (2007-08-12 (日) 18:42:37)
rsync †
インストール †
# cd /usr/ports/net/rsync # make install
バージョン †
rsync version 2.6.9
書式 †
rsync オプション [ホスト名:]コピー元ファイル/ディレクトリ名 [ホスト名:]コピー先ファイル/ディレクトリ名
オプション †
-v | バックアップ中にコピーしているファイル名を表示する |
-r | 指定したディレクトリ以下を再帰的にコピーする |
-l | シンボリックリンクはそのままコピーする。指定しないとリンク先の実体がコピーされる |
-H | ハードリンクはそのままコピーする。指定しないとリンク先の実体がコピーされる |
-p | パーミッション属性をたもったままコピーする |
-o | 所有者属性をたもったままコピーする。指定しないと属性はコピーしたユーザーのものになる |
-g | グループ属性をたもったままコピーする。指定しないと属性はコピーしたユーザーのものになる |
-t | タイムスタンプをたもったままコピーする |
-D | デバイスファイルをたもったままコピーする |
-z | データを圧縮して転送する |
-u | 追加されたファイルだけをコピーする |
-a | 上記のオプションで「rlptgoD」を同時に指定する |
--existing | 更新されたファイルだけをコピーし、追加されたファイルは無視する |
--delete | コピー元で削除されたファイルは、コピー先でも削除する。-aオプションと同時に指定するとコピー元とコピー先を同期できる |
--exclude '**' | **に一致するファイルはコピーしない。「*.bak」「*~」など特定のファイルを除外したいときに使う |
--stats | コピーの結果を表示する。指定しないといっさいのメッセージは表示されない |
-e ssh | 暗号化してファイルを転送する。コピー先としてネットワークでつながった別のホストを指定するときに使う |
オプション-e sshを使って、自動でホスト間のバックアップを行うにはSSHの設定が必要です。
FreeBSD/SSHD鍵
例 †
・/homeを/work/backupとしてバックアップし、同期させる。
# rsync -av --delete /home /work/backup
・/homeをdynabookホストの/work/backupとしてバックアップし、同期させる。
# rsync -av --delete /home dynabook:/work/backup
デーモンで立ち上げる場合 †
/etc/inetd.confに追加 †
# vi /etc/inetd.conf rsync stream tcp nowait root /usr/local/bin/rsync rsyncd --daemon
/usr/local/etc/rsyncd.conf †
pid file = /var/run/rsyncd.pid log file = /var/log/rsync.log syslog facility = local5 uid = root gid = wheel [home] comment = home data path = /home
ログファイル作成 †
# touch /var/log/rsync.log
実行例 †
$ rsync -rv rsync://localhost/home /work/home_backup home home data
*1 参考にしたページ:http://bio-math10.biology.kyushu-u.ac.jp/~tohya/tips/unibase.html#rsync