FreeBSD/rootでログインできない の変更点


*&SIZE(15){''rootでログインできない場合''}; [#hc50b859]

rootのパスワードを忘れてしまったり、rootのシェルを間違ったものに変更してしまったりして~
rootでログインできなくなった場合はシングルユーザモードで起動して修正します。~
シングルユーザモードで起動して修正する方法をメモしておきます。~
後は[[カーネル再構築>FreeBSD/カーネル再構築]]や、OSアップグレードの時もシングルユーザモードでの作業が必要になります。

+[[''環境''>#A]]
+[[''シングルユーザモードでの起動''>#B]]
+[[''修正できるように下準備''>#C]]
+[[''カーネル再起動時などの下準備''>#D]]

**''環境''&aname(A); [#bcd75ab4]
FreeBSD 6.0~
~
**''シングルユーザモードでの起動''&aname(B); [#u15e73d8]
■まずはシステムを再起動(停止)します。
 # reboot
 or
 # shutdown now
■起動時にデーモン君が現れ10秒間のwaitがある個所で4番を選択します。~
 これでシングルユーザモードで起動ができます。~
 ※古いバージョンだと10秒間のwaitがある個所でスペースキーを入力し~
  プロンプトで下記のようにするとシングルユーザモードで起動します。~
 boot -s
■その後、シェルを選択するように要求されるので、そのまま/bin/shでEnterキー~
 またはtcshがいい場合は/bin/tcshと入力してEnterキー
 
**''修正できるように下準備''&aname(C); [#p18721a6]
■&color(Red){シングルユーザモードで起動時はファイルシステムもマウントされてないし、全てリードオンリーとなっております。};~
 # fsck -p        ファイルシステムのチェック
 # mount -a       /etc/fstabに登録された内容でマウントする。
これで、書き込み可能な状態となります。

**''カーネル再起動時などの下準備''&aname(D); [#qda54384]
 # swapon -a      スワップを有効にする。