Unixコマンド/quota

quota

機能

デフォルトのままでは一般ユーザは自分のディスク使用状況やクォータ設定を確認することはできません。
これはクォータファイル(aquota.userやaquota.group)を参照する権限が無いからです。
一般ユーザにもquotaコマンドにより自分のクォータ設定や自分が所属するグループのクォータ設定を確認できるようにしたいのであればクォータファイルのパーミッションを変更します。

インストール・設定 ⇒ こちら

構文

quouta [オプション]

オプション

-g                対象ユーザが所属するグループのクォータ設定を表示する。 
-g グループ名    指定したグループのクォータ設定を表示する。 
-l                NFSでマウントされたファイルシステムは対象から除外する。 
-q                クォータの制限を超えているファイルシステムの情報のみ表示する。 
-u                対象ユーザのクォータ設定を表示する。(デフォルト) 
-u ユーザ名      指定したユーザのクォータ設定を表示する。 
-v                クォータ設定がされていなくても表示する。クォータ設定されていないユーザはこのオプションを付けないとnoneと表示される。 

コマンド例

matsui@vaio$ quota
Disk quotas for user matsui (uid 1001): 
     Filesystem   usage   quota   limit   grace   files   quota   limit   grace
          /home   21408  100000  150000            3447       0       0