Unixコマンド/umask

umask

機能

umaskコマンドは、ファイルやディレクトリを作成する時に、デフォルトで設定される
アクセス権を決定する、マスク値を設定します。
また、マスクを指定せずにumaskコマンドを実行すると、現在設定されているマスク値を表示します。
マスク値は、chmodのアクセス権のシンボル形式と同じ3桁の8進数になります。

構文

umask [マスク]

オプション

-p          現在のumaskモードを表示し、そのまま入力可能な形式で出力
-S          umaskモードをシンボリックで設定・表示

マスク値

022の場合

ファイルのデフォルトのアクセス権が666なので、ファイルのアクセス権は644(-rw-r--r--)
ディレクトリのデフォルトのアクセス権が777なので、ディレクトリのアクセス権は755(-rwxrw-rw)

コマンド例

> umask  022     マスクを022に設定する。
> umask          現在のマスク値を確認する。
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